「職業訓練校のWebデザイナーはやめとけって聞くけど、どうして?」
「未経験でWebデザイナーへの就職は難しいの?」
「有料のオンラインスクールでしかWebデザインは学べないの?」
職業訓練校を通じてWebデザイナーになりたいけど「やめとけ」という意見も多く、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私自身、「職業訓練校で学んで本当にWebデザイナーになれるの?」と少し疑いながら通っていました。
実際に通った経験からお伝えすると、私は職業訓練校のWebデザインコースの受講を強くおすすめします!
6ヶ月通った結果、未経験にも関わらずWebデザイナーに採用してもらえたからです。
この記事では、職業訓練校のWebデザインコースに通い、Webデザイナーに転職できた私が、以下の内容をお伝えしていきます。
記事を最後まで読めば、職業訓練校のWebデザインコースについて理解できます。
ぜひ参考にしてください。
【結論】職業訓練校のwebデザイナーはやめとけとは思わない
結論からいうと、職業訓練校のWebデザイナーはやめとけとは思いません。
なぜなら無職だった私でも、講座を受けた結果Webデザイナーになれたからです。
職業訓練校に入る前の私は、Webやデザインについての知識なんて全くありませんでした。
でも、職業訓練校に入りカリキュラムをきちんとこなし、自主的に勉強をしたらWebデザイナーとして就職できました。
それってあなたがもともと頭が良かっただけなんじゃないの?自分なんかにできる気がしないんだけど。
私は胸を張って言えるような学歴ではない上に、当時プータローで勉強なんてなにもしていませんでした。
でも変わりたいと思って、ちゃんと勉強しただけなんです。
なので勉強さえすればWebデザイナーになることは可能です。
職業訓練校のWebデザイナーコースは積極的に受講をおすすめします!
職業訓練校のwebデザイナーはやめとけといわれる6つの理由
職業訓練校のWebデザイナーはやめとけと言われる理由は、次の6つです。
順番に解説していきます。
1.試験に落ちる場合がある
職業訓練校のWebデザイナーはやめとけといわれる理由の1つ目は「試験に落ちる場合があること」
職業訓練校はコースによって定員が決まっているので、希望者全員が入れるとは限りません。
私が通っていた職業訓練校は面接と筆記試験があり、この試験で合否が決まりました。
引用:https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/kyushokusha-kunren/itaku/application/index.html,TOKYOはたらいくネット
科目 定員 申込 倍率 Webデザイン科 69 182 2.63 WEB・スマホサイトデザイン科 115 171 1.48 Webデザイナー・ディレクター養 成(オンライン)科 120 209 1.74
実際、職業訓練校のWebデザイナーの倍率は2倍ほどです。
インターネットが当たり前となっている昨今、職業訓練校のWebデザイナーコースは人気上位で意外と狭き門なのです。
2.授業内容は基礎学習のみ
職業訓練校のWebデザイナーはやめとけといわれる理由の2つ目は「授業内容は基礎学習のみであること」
授業時間は職業訓練校によって違いますが、およそ3ヶ月や長くて6ヶ月と限られているので授業は基礎の内容になってしまいます。
私が通っていた職業訓練校のコーディングの授業ではHTMLやCSSまでしか学べなかったのですが、Webデザインの現場で使用するJavascriptやPHPなどの言語学習のカリキュラムはありませんでした。
なので授業内の勉強だけで足りると思わず、自主的な勉強が必要です。
3.Webデザインとは関係ない授業もある
職業訓練校のWebデザイナーはやめとけといわれる理由の3つ目は「Webデザインとは関係ない授業もあること」
私が通っていた職業訓練校では、以下のMicrosoft Officeのソフトの基本操作方法の授業がありました。
これらの勉強が必要な理由は、Microsoft Officeのソフトを業務内で使用する企業が多いからです。
他にも、履歴書の書き方や面接対策など、就職活動の進め方に関する授業もありました。
Webデザインのみならず、就職活動のやり方についても学べます!
4.遅刻できない
職業訓練校のWebデザイナーはやめとけといわれる理由の4つ目は「遅刻できないこと」
職業訓練校での特別な理由がない限り、遅刻は欠席扱いとなります。
8割以上の出席率がなければ給付金が支給されないのです。
欠席が「やむを得ない理由」による場合でも、支給を受けようとする支給単位期間ごとに8割以上の出席率がなければ、職業訓練受講給付金を受給することはできません
引用:https://jsite.mhlw.go.jp/fukushima-roudoukyoku/content/contents/001423695.pdf,厚生労働省・都道府県労働局・ハローワークPDF資料
朝が弱く、遅刻してしまう方には辛いかもしれません。
5.webデザイナー未経験者の就職先が少ない
職業訓練校のWebデザイナーはやめとけといわれる理由の5つ目は「Webデザイナー未経験者の就職先が少ないこと」
実際、Webデザイナーの未経験者の求人は少ない傾向にあります。
私は未経験からのスタートでしたが、以下を利用してとにかく毎日沢山の求人を漁りました。
その中から自分が納得いく求人を見つけられ、就職に至りました。
Webデザイナー未経験者の求人は確かに多くはありませんが、全くない訳ではありません。
毎日の様に求人を探せば、いい求人に出会えますよ。
6.必ず就職できるとはかぎらない
職業訓練校のWebデザイナーはやめとけといわれる理由の6つ目は「必ず就職できるとはかぎらないこと」
未経験でのWebデザイナーの求人数はごくわずかですので、受講生全員がWebデザイナーに就職することは難しいです。
ただ、受講生全員が「絶対Webデザイナーになってやる」という心持ちで受講している訳ではありません。
実際には全ての方がWebデザイナーになるわけでもないのです。
以下のように思い、別の道を進む方も一定数います。
諦める必要はないので、もしあなたがWebデザイナーになりたい気持ちが強いのであれば、ぜひ受講してみてください。
職業訓練校のWebデザインコースに通う5つのメリット
職業訓練校のwebデザインコースに通うメリットは、次の5つです。
順番に解説していきます。
授業料が無料
職業訓練校のWebデザインコースに通うメリット1つ目は「授業料が無料であること」
国や自治体が主体となって運営しており、教材費は必要ですが授業料は基本的に無料です。
民間の講座だとコースや受講期間にもよりますが、大体40万円ほどかかります。
Webデザインのスキルを身につけるためには、数十万円のお金が必要だということです。
なので無料でWebデザインの知識や技術を学べて、職場体験もできる職業訓練校はとてもおすすめです。
お金を貰いながら通える
職業訓練校のWebデザインコースに通うメリット2つ目は「お金を貰いながら通えること」
条件が揃っている方は、給付金を貰いながら通うことが可能です。
条件は他にもありますので、あなたが当てはまるのかよく確認してください。
条件を満たしていれば、無料で通える上にお金まで貰えますよ。
現役デザイナーの講師に対面質問ができる
職業訓練校のWebデザインコースに通うメリット3つ目は「現役デザイナーの講師に対面質問ができること」
授業ごとに、現役デザイナーの講師が対面で教えてくれます。
私が通っていた職業訓練校では、以下の講師が在籍していました。
授業で不明点や自主勉強でわからなかった部分など質問すると、快く教えてくれますよ。
就職のサポートをしてくれる
職業訓練校のWebデザインコースに通うメリット4つ目は「就職のサポートをしてくれること」
職業訓練校の最終的な目的は、受講生の就職です。
そのため、就職対策専門の講師の授業や個別面談が定期的にあります。
就職活動の進捗の確認や求人の相談、面接の練習をさせてもらえます。
就職対策を無料でさせてもらえるのは、とても心強いですよ。
同じ職種を目指す仲間ができる
職業訓練校のWebデザインコースに通うメリット5つ目は「同じ職種を目指す仲間ができること」
一人で臨む転職活動とは違い、仲間ができると以下のようなメリットがあります。
同じ境遇の話す相手がいることは、とても心強いです。
Webデザイナーを目指すライバルかもしれませんが、お互いに切磋琢磨し合える仲間ができてモチベーションを保ちながら就活に臨めますよ。
職業訓練校のwebデザイナーはやめとけといわれる人の3つの特徴
職業訓練校のWebデザイナーはやめとけといわれる人の特徴は、次の3つです。
順番に解説していきます。
パソコン作業が苦手
職業訓練校のwebデザイナーはやめとけといわれる人の特徴の1つ目は「パソコン作業が苦手なこと」
パソコン作業が苦手な方は、職業訓練校のWebデザイナーは向いていません。
大前提として、Webデザイナーはパソコンを使う仕事。
業務内で複数のデザインソフトなどを使用して作業します。ただ文章を作成する事務とは違います。
職業訓練校では、Webデザイナーが使用するデザインソフトの操作を短期間のうちに教えてくれます。
パソコン作業が苦手な方が、デザインソフトの機能を理解して授業についていくことは少し難易度が高いです。
1日、2,3時間は予習と復習の時間を確保し、勉強を続けましょう。
クリエイティブなことが苦手
職業訓練校のWebデザイナーはやめとけといわれる人の特徴の2つ目は「クリエイティブなことが苦手なこと」
何かを作り上げる作業が苦手な方には、Webデザイナーの仕事は向いていません。
というのも、Webデザイナーはお客様の要望に沿って、サイトを1から作り上げていく仕事だからです。
業務内容のほとんどが作る作業の連続です。終わりはありません。
職業訓練校の授業でも一緒で、ほとんどの時間が作成の時間です。
コツコツと課題に向き合える方と、作り上げる作業に苦手意識がある方とでは、作業の進み具合に大きな差が開きます。
本当にWebデザインがやりたいことなのか、しっかり考えてみましょう。
質問することが苦手
職業訓練校のwebデザイナーはやめとけといわれる人の特徴の3つ目は「質問することが苦手なこと」
自分から質問できない方には、職業訓練校のwebデザイナーは向いていません。
授業の内容は基礎学習が多いです。
そのため、自ら質問をしてデザイナーの知識を得なければ、Webデザイナーとしての就職は難しくなります。
授業内で分からない箇所はもちろん、自主的に勉強している内容の質問でも快く教えてくれますよ。
それでも質問が苦手だという方には、職業訓練校は厳しい環境になります。
まとめ|職業訓練校からでもwebデザイナーになれる!
本記事では「【本音】職業訓練校のWebデザイナーはやめとけは嘘|受講生の体験談を紹介【行ってよかった】」として以下の内容をお伝えしてきました。
職業訓練校に行ってWebデザイナーになれるのか不安に思いますよね。
私自身、通う前は不安に思っていましたし、あなたのように何度も調べていました。
しかし、覚悟を決めて職業訓練校に入ったおかげで、どこから学んでいいのかと迷うことなくWebデザイナーに必要な基本的な知識を学べましたし、
正社員として就職もできました。
当時、プータローだった私でも就職できたのは、職業訓練校でWebデザインを教えてもらい、就職活動のバックアップをしてもらったおかげです。
Webデザイナーを志していた職業訓練校のクラスメイトも、同じ時期にWebデザイナーになっています。
つまり、Webデザイナーになりたい気持ちが強いあなたなら大丈夫です。
職業訓練校でWebデザインを学んで、Webデザイナーになりましょう!